いつも当店ご利用誠に有難うございます。

本日は梅雨時期から夏場にかけて修理依頼の多い
紳士靴革底に穴が空いてしまった場合の修理を
ご紹介致します。

革底の靴は最初こそ履きにくいですが履くほど
自分の足に馴染んでどんどん履きやすくなってきます。

履きやすくなりますとどうしても履かれる機会も
増えるもの。

突然の雨の時に履いてる事もあると思います。

革底は雨の日にはかれますと靴底の消耗がとても
激しくなります。

革が水分を含みますと柔らかくなり靴底が
磨り減りやすくなるんです。

気がついたら穴が空いてしまっている事があります。

靴底に穴が空いてしまうと修理方法は
オールソール(全底貼り替え)しかないのかな?
と考えてしまうのですが
オールソールの他に靴底半分だけ革を貼り替える
修理方法があります。

オールソールよりメンテナンスコストを抑える事が出来て
お客様に喜ばれてる修理メニューです。

では早速修理前と修理後を見て見ましょう。

靴底穴あき修理前・修理後

修理前

スコッチグレイン靴底修理前

革底取り付け後

スコッチグレン革底交換後

修理後

スコッチグレイン革底修理後

今回のように修理する頃はお客様の足型に靴が馴染んで
かなり履きやすい状態になってる事と思います。

革底の靴はメンテナンス次第でとても長くお履き頂ける靴です。
そのような大切な靴を当店で修理して引き続きお履き頂ける
お手伝いが出来る事にとても感謝しております。

今回ご利用くださいましたお客様
誠に有難うございました。